バニーイスマイル(モカ・マタリ)の特徴と味・品質。見た目は恐ろしいほど悪く、小石も結構混じっている粗悪品にしか見えないコーヒーだが、焙煎すると非常に美味しいコーヒーである。しかし出荷の年によりかなり出来にムラがある。
イエメン バニーイスマイル村産のモカマタリ。
日本ではイブラヒムモカの名でブルーマウンテンさんなどで販売されている。
ものすごく特徴のある豆でスパイシーかつ芳醇で、モカの中でも最上ランクだと私は思う。
【見た目】
生産地がとんでもなく険しい所に有るらしく、豆自体も原種に限りなく近い物だと言うことを見た目が語っている感じで、非常に見た目が悪く粒もかなり不揃い。
この見た目の悪さと粒の不揃い加減は他のモカマタリにも言える事なのだが、バニーイスマイルの見た目は特に悪い上、欠点豆も非常に多い。
この豆は200グラム中に大抵2~3個の小石が混じる(苦笑)
ハンドピックのときは、欠点豆よりも小石を絶対に取り省く事を最重要視しなければいけない。
なぜなら、小石に気付かず焼きあがった豆をミルにかけたら…
電動のミルなら、刃が欠ける恐れがあるからだ。
特に私の所で使用しているKalita C-90 電動セラミックミル C-90-WHは、セラミック製の石臼構造なので、小石などを挽いてしまったら一発で刃がだめになる。
焙煎してみると、見た目の悪さや小石混じりなどはどうでも良くなってしまうほど美味い。
逆にそんな所がこのバニーイスマイルの良い所なのかもしれない。
焙煎は私の好みで言うとハイローストがベスト。
焼きすぎてもシティーローストまで。
それ以上焼いてしまうと、バニーイスマイル独特の芳香が無くなってしまう。
焙煎していると、他の豆よりもチャフがものすごく飛ぶ。
ホワイトマウンテンなどのほかのモカと比べると約3倍ほどチャフが飛ぶ(笑)
その代わり、焼きあがってから挽いた物にはシルバースキンは殆ど出ない。
金額はちょっと高いが、一度飲むと忘れられないコーヒーである。
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