珈琲の淹れ方(Coresゴールドフィルター編)
|久しぶりにこちらのブログを更新しますf^^;
かなり以前にペーパーフィルターでのドリップ手順を掲載しましたが、以前までワシもこの淹れ方をしていましたが時も変われば淹れ方も色々変わり、最近では動画の様な淹れ方となっています。
昔はお湯を3回程に分けて入れると言うのが多くのコーヒー屋さんでも行ってきた基本的な手法で、ワシもプロの方にそう教わったのでそのように淹れていました。
しかし現在では、湯面の高さを一定に保つように湯量を調整して杯数分淹れる手法が増えてきました。
動画では、CORES コレス ゴールドフィルター 1〜5カップ用 C240を使用していますが、ネルドリップでもペーパードリップでも同じです。
Coresなどの金属フィルターは、コーヒーの油分も抽出できるので、旨さを余す所なく抽出できると言う事で、バリスタの方も愛用している方もいるそうで。
ただこのフィルターの難点は、コーヒー豆を挽いた時の細かいカスまで出やすくなってしまうと言う事。
しかし、動画の様な淹れ方をすればコーヒーの微粉も最小限に抑えられ美味しいコーヒーを淹れることが可能です。
ドリップの詳細
- 珈琲豆:マンデリンG-1ハニーエレガント(焙煎4日目)
- 焙煎度:ハイロースト
- 挽具合:中細挽き
- 豆の量:28グラム(コーヒー3杯分)
- お湯の温度:90度
淹れ方
- フィルター(ドリッパー)に淹れる直前に挽いた豆を入れ、平らになるよう均一に均します
- 豆とほぼ同量のお湯を静かに注ぎ蒸らします
鮮度が良い豆だと、動画の様にドーム状に膨らんできます。
膨らみ方は、豆の挽き方、焙煎度合い、豆の鮮度で変わります。
※酸化した古い豆は膨らみません - 徐々にドーム状に膨らみ、膨らみ切った所で蒸らしは終わりです
蒸らし時間は豆の状態により変わりますので、膨らみ終わりのタイミングで見極めます
金属フィルターの場合、蒸らし時に珈琲液がボタボタ垂れてしまうのはお湯の注ぎ過ぎです - 蒸らしが終わったら出来る限り一定の速度で湯面の高さを保ちながら杯数分(今回は3杯分)のお湯を注ぎます
この時決してフィルターにお湯をかけてはいけません
500円玉程度の円を内側から外側に(またその逆)描くように注いでいきます。
また、お湯を注ぐ時のポットの位置は出来るだけ豆の面近くでお湯を暴れさせないように注意します。
感覚で言うとお湯を置くような感覚で注ぎます。
高い位置から注ぐと豆の粉が暴れてしまい、余計な雑味が出てしまいます。 - 珈琲は杯数分抽出できるころ合いでお湯を注ぐのを止め、フィルターにお湯が少し残っている状態のままドリッパーを外します。
理由は、すべて抽出してしまうと雑味まで抽出されてしまうからです。 - 抽出が終わったら、サーバーに入ったコーヒーをサーバーごと何度か回すか、ヘラなどでかき混ぜれば出来上がりです。
かき混ぜるのは、最初に抽出した液と最後の方では濃度が違うので均一にするためです。
とまぁ基本はこんな感じですが、以前も書きました通りコーヒーと言う飲み物は嗜好品ですので、これが正解!と言うのは無いと思っています。
逆に言えばそれだけ奥が深いと言う事でもあります。
また、豆の焙煎度合いも好みが有りますでしょうから、いろいろ試してみてご自分の好きな焙煎度合いの豆を、お好きな淹れ方で好きな飲み方を探すとよいのではないでしょうか。