バニーイスマイル(モカマタリ)の欠点豆

以前バニーイスマイルについて、欠点豆の多いコーヒー豆ということを書いたが、
実際どのぐらいの割合で欠点豆が有るのか、自分でも明確にしていなかったので、
今回量ってみることにした。

モカマタリの生豆250グラム中にどのぐらいの欠点豆が有るのか?

モカマタリ、バニーイスマイルはとても美味しいコーヒー豆なのだが、前記した通り、非常に欠点豆が多い。
多分、世の中に出ているコーヒー豆の中でも欠点豆の多さは1・2を争うだろう。
普段私がこの豆をハンドピックする場合、他のコーヒー豆の60%程度の厳しさで欠点豆をハンドピックしている。
そうしないと殆どの豆が欠点豆になってしまいそうで…(苦笑)
で、今回はなんとなく、
他の豆と同じぐらい厳しくハンドピックしたら、欠点豆はどのぐらいになってしまうのだろう?
と強い疑問を抱いたからなのだ。
また、適当にハンドピックした豆と、厳しくハンドピックをした豆では、どのぐらい味に違いが出るのか?と言うのも確かめたかったのだ。
と言うわけで、5キログラムの中から、無作為に250グラムを取り出し、欠点豆を出来る限り厳しくハンドピックしてみた。
その結果…

バニーイスマイルの欠点豆
バニーイスマイルの欠点豆
なんと250グラム中37グラムの欠点豆が!
そしていつもの如く、小石が3つ…
全体の約15パーセントが欠点豆ということになる。。。
今まで見て見ぬ振りをしていた欠点豆たちがこんなに…
欠点豆の種類は、カビ豆・貝殻豆・割れた豆・未熟豆、そして小石(苦笑)
ちなみに他種のコーヒー豆は、平均で欠点豆の含有率は2~3パーセント位じゃないかな?
最近購入したウルトラマウンテン見たいに、欠点豆が殆ど無いやつも有りますが。。。
バニーイスマイルと言うコーヒー豆は、生産者が輸出前にハンドピックなどと言う煩わしい事を一切していないのじゃないのかなぁ。。。 とさえ思えてくる

完璧なまでにハンドピックした豆の焙煎と味

と言うわけで、かなり完璧にハンドピックしたバニーイスマイルを、ハイローストで焙煎して、
いい加減にハンドピックしたものと飲み比べてみました。
結果、ハンドピックを完璧なまでにした豆の方が、味に切れが有り、香りもいっそう引き立って美味しいものでした。
しかしこの豆は、ここまで完璧にハンドピックをしなくても美味しい豆であることを付け加えておきます。
今回ハンドピックした欠点豆は、カビ豆以外を取って置き、
200g程まとまったら欠点豆だけを焙煎して飲んでみます(笑)
果たしてどんな味がするのだろう…
こっちの方も興味があるなぁ。。。