備前焼コーヒードリッパー最新作

備前焼コーノ式コーヒードリッパー最新作
備前焼コーノ式コーヒードリッパー最新作
以前に作った備前焼コーヒードリッパーが、2~3人用程度の大きさだったので、今回は少し大きめの5人用程の大きさで作ってみた。
というか、前回は陶芸初心者のワシにとって焼き上がりがどのぐらいの大きさになるか想像できなかったので、最終的に予想より小さくなってしまっただけなのだが・・・(汗)
今回はそこそこの数の作品を焼いたので思った通りの大きさに仕上がった。

コーノ式備前焼ドリッパー

備前焼コーノ式ドリッパー
備前焼コーノ式ドリッパー
今回も前回と同じで形はコーノ式ドリッパーを意識して成型した。
この形にした理由は2つ。
1.コーノ式ドリッパーのほうがコーヒーを美味しく淹れられる
2.つくりが単純なので成型しやすい(笑)
と言う2点


新作(左)と旧作(右)
新作(左)と旧作(右)
以前の物と比べるとこんな感じ。
右が初号機、左が二号機(笑)
色も今回作ったものの方が自分では気に入っている。
まぁ、一寸歪んではいるけど、それは「趣がある」って事にしておこう(笑)


そうそう、以前知人にどんなドリッパーを使えばよいか聞かれた事がある。
コーヒーをドリップするのに一番美味しく淹れられるのはネルドリップが最良だとワシは思っているが、何分ネルの手入れが一般向きではないと思われる。つうか、一寸面倒な所がある。
なので、一般向きには陶器かコーノ式ドリッパー(3〜4人用)が良いのではないかと思う。
一寸変わった所でバネット式ドリッパーなんてのもある。
それぞれ長所、短所があるので一応記しておくと、
ネルドリップ
【長所】
コーヒーをドリップで入れるのには一番適している。
【短所】
ネルの手入れを怠ると、二回目以降は不味いコーヒーしか入れられなくなる。
ネルをしっかり洗い、水に漬けて冷蔵庫で保存する必要がある。
陶器製のドリッパー
【長所】
使い勝手が良く手入れがしやすい。誰でも簡単に淹れられる。見た目が良い。
【短所】
コーヒーを入れる前に暖めておく必要がある。
コーノ式ドリッパー(3〜4人用)
【長所】
使い勝手が良く手入れがしやすい。誰でも簡単に淹れられる。軽い。
【短所】
長年使用していると劣化する。汚れが陶器に比べ落ちにくい(つうか目立つ)。見た目が安っぽい。
バネット式ドリッパー
【長所】
味は非常にネルドリップに近い物が淹れられる。コンパクトになるので収納に便利。アウトドアでも活用できる。
【短所】
これと言って短所は無いように思われる。
こんな所だろうか。
ちなみにワシはペーパードリップで淹れるとき、自作陶器ドリッパーを使う以前はユニフレーム コーヒーバネットを使用していました。
で、知人が「陶器式は暖めるのが面倒くさい!」等とほざいていましたが、
「コーヒーをハンドドリップで淹れる事自体が面倒な事なんだから、ドリッパーを暖める時間ぐらい惜しむなよ!」と言ったら納得していましたが…f^^;
まぁ、ドリッパーを暖める時間を惜しんでいるようでは、美味しいコーヒーなど淹れると言う心のゆとりが無いって事なんでしょうなf^^;
コーヒーって美味い不味いに関わらず、「心のゆとり」って物も器に注いでくれる飲み物だと思います。