ハワイコナ エクストラファンシー

ハワイコナ エクストラファンシーの生豆
ハワイコナ エクストラファンシーの生豆
ここ最近ハワイ物、つうかハワイの店が次々に日本に出店していますな!
という訳で、ハワイのコーヒーと言えばコナコーヒーが有名ですな。
ま、もっともハワイのお土産や産で売っているコナコーヒーの殆どが、バニラなどで香り付けをしたフレーバーコーヒーっていうやつが多いですよネェ。。。
以前にハワイのお土産コナコーヒーって言う記事を書いたことが有るけど、正直言ってクソマズイ液体と思うのはワシだけだろうか(苦笑)
で、今回紹介するのはそのコナコーヒーの中でも「これが本物のコナコーヒー!」と頷ける一品で、その名はハワイコナ エクストラファンシー
何だか華やかな名前ですねf^^;
このハワイコナ エクストラファンシーを作っている農園は、150年間コーヒー栽培を営んでいるマウナロア山麓にあるグリーンウェル農園。
この農園で採れた最高品質の豆こそがエクストラファンシーの称号で呼ばれている。
最高品質と言うだけ有って、豆は非常に粒ぞろい。(当たり前だけどf^^;)
そして色も良く、焙煎する前から美味しい豆であることが伺える。
欠点豆は250グラム中、2~3粒程度。
この程度ならハンドピックしないで焙煎し、焙煎後に焼き斑になったやつをピックアップしたほうが早いかも?
と思いつつも、ハンドピックをしてしまう所がA型の性か(笑)

ハワイコナ エクストラファンシーのロースト

ハワイコナ エクストラファンシー
ハワイコナ エクストラファンシー
いつものように生豆を水洗いをしてから焙煎
今回は、と言うかワシの場合焙煎度は大体ハイローストからシティローストなんだけど、今回はシティローストのチョイ手前。
2ハゼが始まって直ぐに焼き止めしました。
酸味が欲しいなら2ハゼの少し手前で焼き止めしたほうが良いかも。
ティピカ種の豆の殆どが、このぐらいの焙煎度が美味しいと思われます。
まぁ、好みですけどねf^^;


で、焙煎直後は味が落ち着かないのでどうかとは思ったが、焙煎直後のやつを飲んでみた。
「今まで飲んだハワイコナとは違う!」
一口目でそう感じた。
ワシが今まで飲んだことがあるコナコーヒーの殆どが、すっきりとした、悪く言えば特徴のあまり無い普通に美味しいコーヒーと言う印象だったのだが、このエクストラファンシーは芳醇な香りは当然として、コクがあっていつまでも口に含んでいたいと言う味わいである。
焙煎後2~3日目になると味も落ち着き、その中にほのかな酸味とチョコレートフレーバーっぽい香りでより美味しくなる。
ここ数年印象に残っている美味しいコーヒーと言うと、イエメンモカマタリのバニーイスマイルタンザニア AA++ウンゴロゴロだったのだが、それらの比ではないほど印象深く美味しい豆である。
ハワイコナはワシの中では価格が高い割には評価が低いコーヒーだったのだが、今回は完全にそれを覆されましたわ。
コナコーヒーの収穫は日本で言うと冬にあたる10月から12月なので、今度のニュークロップは大量買いしておこうかな(笑)